ライター

webライターの生活1

webライターって聞いたことありますか?
簡単に言えば、ネット上で文章を書く仕事。

賛否両論ある職業ですが
その実態をお知らせします。

あくまでも私の場合です。
全てのwebライターに共通ではありません。

どうやって始めるの?

資格も申請も必要ありません。
名乗った瞬間にあなたもwebライターです。

必要な道具としては

  • パソコン
  • ネット環境

それくらいですね。

よくいろいろと言われていますが
パソコンはWindowsもMacも不問です。
好きなの使って大丈夫ですよ。

スペックについても
基本、使うのはネット検索とライティング。
場合によっては簡単な画像編集くらい。
安価な低スペック機でも作業できます
HDDやSDDはどちらでも。容量は必要なし。
ただ、メモリはケチらない方が快適。

ノートかデスクトップか。
家から出ないならどちらでも。
外で作業の可能性があるならノート一択。

私は13.3型ノートに21.5型外部モニター併用。
作業効率を重視しました!
…と、いいたいところですが
画面ちっちゃいと長時間見てるの辛いからです。

仕事はどうやって受けるの?

未経験素人はクラウドソーシングを利用します。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ

この2つが有名なので、使いやすいかと。
それほど大差ないので併用してもいいですし
とりあえず会員登録。

  • 単発案件のタスク
  • 継続案件のプロジェクト

大きく言えばこの2つがあるので一覧をチェック。
タスクは誰でも受けられる反面、収入は100円以下
プロジェクトは審査やテストがある反面、収入は100円以上

最初はほとんど変わりません。
稼げる案件もありますが、実績なし新人は取れません。
1記事100~500円くらいに収まります。

最初はタスク数件で文章を書くトレーニング。
それが済んだら低単価プロジェクトにひたすら応募。
それさえも取り合いになるケースがありますので。
まずは継続して記事を書く場を得ます。

好きなこと書けばいいわけではありません。
依頼主の意向に沿わなければ契約解除ですので。
1500~3000字くらいが初心者にはちょうどいいかと。
1記事5000字~は最初は結構辛いと思います。

文字単価は0.1円付近の案件しか最初は取れません。
勉強しながらお金貰える、と割り切れない人は無理。
プロジェクト完了させれば実績が0ではなくなります。
こうして地道に単価を上げていく方向で私は考え中。

収入はどれくらいなの?

2022年7月の売上は手取で6541円でした。

活動始めたのが15日からですので、実質半月稼働。
タスク4件と、プロジェクト3件でこれです。
とても生活できる金額とは言えないですね。
仕事を選び過ぎたのが原因と言えます。

そもそも採用率が100%ではないので
(応募5件中3件採用で60%ですね)
興味を持った時点で応募するべきだった。
厳選し過ぎて仕事が切れていたら無意味です。
初心者は数撃って当てるしかありませんので。

自分がどの程度書けるかもわからず
安全に、セーブし過ぎていた印象が残る。
稼ぎたいならもっとガツガツやらないと。

ただ、やってみて学べたこともある。
自分のタイピング速度だと1時間で何文字書けるのか?
書きやすいテーマと書きにくいテーマの違いは?
記事のどんな部分で躓いているのか?
構成の組み方、おかしいよな?

すべて、やったから実感したことです。
このブログも基本、ノープランで書いています。
ただ少しずつですけど、体裁は整ってきたはず。
wordpress自体にも慣れてきた。
今回のこれ、過去最高に真面目に書いていますよ。

自分が出来ていない部分が見えてきたのはプラス。
そこを改善できれば、まだ上にいける可能性があるので。
1日の時間の使い方なども見直した方がいいでしょう。
特に私はフリーランスです。
見張ってくれる上司も同僚もいません。
自分自身ですべて管理できないと厳しいですね。

食べていける仕事なの?

クラウドソーシングのみでは厳しいと感じます。
単価の高い案件は医療や金融方面に偏っています。
お金になる=需要のある記事なので当然ですが
素人がいきなり参入は厳しいでしょうね。

クラウドソーシングで出来ることは
長くお付き合いできる依頼主様を見つけることでしょうか。
実績を残し、信頼していただければ
報酬を上げていただける可能性があります。
複数人、信頼できる依頼主様とお付き合いできれば
生活を安定させることはできると思います。

また、やや低単価な依頼主様のなかには
金額の代わりに文章を添削してくれる方もいます。
そういう依頼主様とお付き合いを持つべきです。

通常案件では、規定レベルに達しない原稿を上げたら
何がどう悪いなどと丁寧には教えてくれません。
修正で希望に添えなければ契約解除でしょう。

特に新人の場合、まず自分の書いた文章を
他人に評価してもらう場、その機会がありません。
世間ではライターを安く買いたたく悪質案件だ!
などと批判されがちなのですが…
自分では気付けない点を指摘してもらえるのは大きい。
的外れな修正を繰り返しても意味はないので。

これらを併用しつつ、最終的には
ウェブメディアの外部ライター募集に応募する。
直接営業で、企業と直接契約。
最終的にはそこが目標になるのかな、と。

クラウドソーシングは便利な反面、手数料が痛い。
報酬にもよりますが5~20%が引かれてしまう。
直接契約を結べば、当然ですが手数料は0です。
また、記事に対する報酬も高めに設定される場合が多い。

もちろん、スキルも実績もなしでは無理です。
私としては、1年かけてクラウドソーシングで
しっかりと基礎的な能力を鍛えたい。
自分の得意も不得意も理解していませんしね。
しかし、目指すゴールはなんとなく見えてきた。
そんな1ヵ月目でした。

まあ、独身ですからね。
死なない程度に生きていく余裕は十分にあるので。
思うようにやってみます。

来月、せめて売上5桁は超えてるといいなあ。

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叶井 拓也

13年間、チェーン店を主に料理長・店長を歴任した元飲食人。 現職はwebライター。会社に雇われない生き方を模索しつつ、 ネットの片隅で活動中。

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